2019年1月12日土曜日

DP-80 TT用三相正弦波発振器+制御基板

三相の位相が120度ズレた正弦波を得るために、ネットを徘徊していましたら、


「幼女でもわかる 三相VVVFインバータの製作」という、簡単に周波数が変更できて、
見事な実製作例を、「タマゴさん」と言う方が発表されていました。
https://eleken.jp/archives/707
この原型は、東京電機大学の先生方の研究開発レターにあるとのことです。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejeiss1987/116/12/116_12_1420/_pdf
この場を借りて、お礼を申し上げます。












TL074という、4回路が入ったICを使って、45x45mm程度の基板に収まりました。
電源は+/-9V、0.1μF誤差2%のコンデンサと抵抗値を工夫して・・・
オシロが2現象なので、2つしか表示されていませんが、実測74Hzの見た目きれいな(?)
3相正弦波が得られました(出力は、10Vp-p、8.6Vp-p、7.4Vp-pでした)。







次は、制御基板ですが、サンハヤトのIC基板で配線する意欲がもうありません
(と言うか、眼がついて行きません ^^;)。


ずいぶん前に、金田FANの間では高名なMHIさんに分けていただいた、SP-10シリーズ
制御基板があるのを思い出しました。
これを、なんとか加工してDP-80用に改造できないかとしばし考えます・・・










まずは、電源部・・・
バラックでグチャグチャですが、+/-9V(78and79L09)、+/-5V(ここでもMHIさんの基板;改変)
が活躍しています。






 




テクニクス製のどのタイプのTTでも対応できるように考えられた、MHIさんの力作です。
まさか、DENON製のTTに使われるとはお考えになかったと思います。
MHIさんにはブログにアップすることをご許可いただきました。ありがとうございます。








まずはお決まりの、CD4059Aクロックのcheck pointの波形です。
上は、555.55Hzの方形波、下が33.3rpm時のclock pulseです。


ここでも、分周の設定はへいぞうさんの「CD4059setup」を利用させてもらいました。
エクセルのプログラムで、3MHzの水晶、33.3rpmは555.555Hz、45rpmは750.000Hz、
Mode10にすると、配線がとても簡単です。
へいぞうさん、どうもありがとうございます。


ここからの調整は、モータードライブアンプを作ってからになります。
電源電圧は、+/-70Vが必要かどうか(+/-40Vで充分トルクが取れる、と何かで読んだような・・・)
考慮中です。


あと、DENON製の後期型TTの磁気ヘッドの取り付けが、スイングアームから
固定式に変わっています。ギャップが広くなったのかな?現物を見てみます。


今日はここまで。