2021年1月22日金曜日

SX-8000 金田式 その7  (SP-10のモーター流用?)

当方のオリジナルとしては、この Start/Stop スイッチ回りの制御部分のみです。

右からinverterのTC4011BP、アナログスイッチのADG452、AVRのATmega168Aです。 この基板でStart/Stop、33/45rpm切り替え、回転数表示のLEDを制御しています。 プログラムは、ちょこっとBASICでごまかしています(大学では、Fortranを習いましたが、 BASICとPascalしか知りません)。 ATmegaの入力PinをHighにタッチするだけの動作に、TC4011BP/ADG452を前置したのは、 SP-10モーター近傍に設置したタッチスイッチからの距離が1mぐらいになるので、誤動作を懸念したからです。 (ずいぶん前に、ElectrArtさんのHPで見つけたのを、使わせていただきました。ElectrArtさん、この場を借りてお礼を申し上げます)。



動画を説明します。 Sp-10MK1のモーターは、カバ桜積層合板に設置しました。テスト中は当初、アラミド繊維の細いやつで回していましたが、 すぐほどけて切れてしまうので、ネットでSFベルト(と称する;オリジナルと手触りが違います)を入手しました。 SP-10のサブターンテーブル?に切ってある溝にぴったりです。
33回転は、ストロボスコープとにらめっこして、なんとか133.08Hz(1MHZのクリスタルで分周数7514)、45回転は計算で 179.658Hz、分周数5566としました。 ここでも、分周の設定はへいぞうさんの「CD4059setup」を利用させてもらいました。 へいぞうさん、どうもありがとうございます。

さて、モーターボード上のスイッチ、Stopが見当たりません。 33回転(赤LED)と45回転(マゼンタLED)のふたつだけです。 これは日開の照光式押しボタンスイッチ(LP01-15CH1CKN1N(R,M,Y)という)をけちったわけです。 最初はStop時はどちらも消灯させていたのですが、電源が入っているのがわからないので、 点滅させています(わかりますか?)。 調子のいいとき(部屋が暖かいとき?)は、SX-8000の重いターンテーブルがすぐに立ち上がりますが、 時々、初動時に手で助けてあげたくなります。

位相制御ですが、VR(2k)の位置で11時を過ぎると、モーターがぐずぐず言い出すので、とりあえず 調整値は8-9時あたりにセットしています。

ピアノのゆったりした曲を掛けて、目をつぶって(神経質そうに)聴いていますが、今のところ音の揺れなど感じられません。 いっそのこと、LM13600Nの出力3ch.をRCAピンで外部に出して、金田式真空管OTLで回してみたらどうかな、 と妄想しています。6C33C-bやら、421A(GE5998もある)なんか、馬鹿みたいにストックしているので・・・ 6C19Pなんぞ、箱買いすると安いぞ・・・って、あほかな。