2020年12月17日木曜日

SX-8000 金田式 その6  (SP-10のモーター流用?)

モーター出力です。発振もなく、きれいなふたこぶらくだ波形です。 バラックでは発振が乗っており解明に苦労しましたが、アース回りを見直すことで解決しました。 さて、重いSX-8000のターンテーブルが回るか心配しておったのですが、 ちゃんと回りました。トルクも充分です。瞬時に?立ち上がります。 まだ速度制御のみです。 CD4059の設定は現物合わせです。SX-8000の直径とSP-10MK1のサブターンテーブルの 直径を大体図ってみた感じでは、1週100個のパルスにつき33rpmで133Hzあたりと目星を付けました。 まだモーターの台を作っていません。182x320x25mmのカバ桜集成材を4枚注文しました。 もう少し、がんばりましょう。

SX-8000 金田式 その5  (SP-10のモーター流用?)

1年ぶりの更新でございます。 遊んでいたわけではありません。Digitalなものにうつつを抜かしておりました。 例によって、石橋を叩いて、渡らない作戦でこつこつやっておりましたが、 ようやく完成にこぎつけそうであります。 まずは、バラックで細部をしつこく調整をくり返しておりますので、 致命的な失敗を起こすはずはございません(はず)。 では、画像を、お見せします。
今回、できるだけ手持ちの部品を使って、低コストに仕上げようと目論んでおります。 ですから、金田式の儀式やしきたりをまったく無視して行っております。 純金田派(黒金田?)の方にはまったく参考になりません。 左3分の1は電源部です。 +/-25V、+/-15V、+/-5Vの三系統です。 レギュレータは、アズマブリッジボードさんのSCT2450を使った無帰還安定化電源、 さらにLM317、337、7805、7905を使った三端子Regでお茶を濁しております。 右半分はごちゃごちゃしていますが、制御部です。変換基板を駆使しております。 記事にある穴あき基板は使っておりません(目がついて行きません)。 さて、モータードライブアンプが見当たりませんね。 実はテストを兼ねて、簡易なドライブアンプがないかネットを探しておったのですが、 お気楽オーディオさんの、SANYO パワーIC、STK-408を使った、まことにおきらくな キット?を見つけました。これ1台で、20W 3ch.のアンプです。 なんと、金田式では禁忌のACアンプ構成です。 テストのつもりが、これでいいや、ちゃんと回るし、TT制御アンプとしては 実にコンパクトにできるし、と居座ってしまいましたよ。 (本音を言うと、金田式モータードライブアンプは、SP-10、DP-5000,DP-80と作ってきて、 もうお腹いっぱい、という感じがしていたので・・・) もはや、金田式とはいえません。白金田どころか、黒魔術的制御システムと申せましょう。
ケースは、大昔に作った電池式パワーアンプ、2SD188/2SA627のシングル、パラレルの4chを仕込んでいた ものを流用しました(穴だらけ!)。前面には、位相と33rpm、45rpmボリュームを持ってきました。 簡単に回らないように、ジョイント用軸受けを使って、結構面倒なことをしております。