電源トランスが到着しましたので、さっそく交換。
コンデンサを倍電圧用に追加して、Regulatorの調整に入ります。
Tr1のBaseに繋ぐ出力電圧調整用の抵抗を計算により56kと18kにしましたら、
+/-78Vぐらいになったので、このままでいいとしましょう。
MDのアイドリング電流を50mA超にセットして、電源ON!
大丈夫、今回は一発でセーフ(いつもはどこかTrを飛ばします)。
しかし、始動が早くなった印象は、やっぱり・・・ ない。
原点に戻って、位相制御を遅らせるディレー回路をキャンセルしましたら、
位相制御VRが1/2回転ぐらいまでなら、安定してロックするようになりました。
VRをさらに回しますと、ロックせず、なぜか回転がすこし速くなります(MD出力波形も正弦波ではなく、ぐにゃぐにゃ)。ロックするまで3-4秒ぐらいですから、我慢できるかな・・・
速度制御のみで(位相制御かけずに)、33回転あたりに留まるには、やっぱり7-8秒かかります。
特に初動がもたもたと嫌がります。ところが、位相制御をセットして、Startボタンを押してすぐに手動でターンテーブルに弾みを付けてやる(33rpmがどのくらいか習熟しています)と、ロックするのに2秒とかからないことがわかりました。最も、Stopボタンを押してもターンテーブルは延々と回り続けますので、結局手で止めているのですけどね。
当方のDP-80制御アンプは、Start/Stopに際しこの手動制御が必須です。まっ、いいか。
2019年7月22日月曜日
2019年7月11日木曜日
DP-80制御システムのMD電源電圧を上げてみた
ちょうど、以前つくったD-5000制御システムのMDが、+/-70Vだったので、これを拝借してDP-80のMDを+/-70Vで動かしてみました。
使用しているコンデンサ類の耐圧は充分なので、変更場所は1カ所、MD初段下の定電流回路のパラレルレギュレータ、HZ12B1に流す2.4kΩを4.7kΩ(2W)に変更するだけです。
ここは熱くなりますが、触れない程でもない。
電源電圧が+/-47Vの時に比べて、Idが1-2割増しほどになっていたのを50mAにもどして、
スタートON!
起動の挙動はそれほど変わんないみたい・・・
ただ、スタート直後のMDの出力波形が、+側のピークで少しつぶれ加減でいたのが、
きれいな正弦波に改善しています。
位相補正なしで、5-6秒待って、位相制御リレーON。FG check pointの方形波がClock check pointのパルスにすっと吸い込まれて、若干左右に振動します。VR回転角度1-3ぐらい。MD出力波形をオシロで確認しますと、80Hzの正弦波が上下に細かく振れています(目で追えるぐらいの緩やかな上下動)。位相VRをMaxにしますと、正弦波は激しく上下し、一瞬フラットになったり、正弦波自体が大きくぐにゃりとなったりします(たぶん過剰)。
これ以上電源電圧を上げるのは怖い(DP-5000の時、DP-3000の記事に真似て、当初+150V、-130Vではじめたら、石を飛ばしまくった)ので、+/-70Vでいきましょう。
RSコンポーネンツの一次115V、二次40VACx2(300VA)を買います。倍電圧整流で100VDCx2が得られるはずです。金額の点で、これ一択です。
使用しているコンデンサ類の耐圧は充分なので、変更場所は1カ所、MD初段下の定電流回路のパラレルレギュレータ、HZ12B1に流す2.4kΩを4.7kΩ(2W)に変更するだけです。
ここは熱くなりますが、触れない程でもない。
電源電圧が+/-47Vの時に比べて、Idが1-2割増しほどになっていたのを50mAにもどして、
スタートON!
起動の挙動はそれほど変わんないみたい・・・
ただ、スタート直後のMDの出力波形が、+側のピークで少しつぶれ加減でいたのが、
きれいな正弦波に改善しています。
位相補正なしで、5-6秒待って、位相制御リレーON。FG check pointの方形波がClock check pointのパルスにすっと吸い込まれて、若干左右に振動します。VR回転角度1-3ぐらい。MD出力波形をオシロで確認しますと、80Hzの正弦波が上下に細かく振れています(目で追えるぐらいの緩やかな上下動)。位相VRをMaxにしますと、正弦波は激しく上下し、一瞬フラットになったり、正弦波自体が大きくぐにゃりとなったりします(たぶん過剰)。
これ以上電源電圧を上げるのは怖い(DP-5000の時、DP-3000の記事に真似て、当初+150V、-130Vではじめたら、石を飛ばしまくった)ので、+/-70Vでいきましょう。
RSコンポーネンツの一次115V、二次40VACx2(300VA)を買います。倍電圧整流で100VDCx2が得られるはずです。金額の点で、これ一択です。
2019年7月5日金曜日
位相制御のトラブル
位相制御のロックがうまくいきません(同期したり、しなかったり不安定、特に45rpmから33rpmに切り替え時に必発です)。
位相制御0では、33/45rpmにちゃんと調整ができて、音楽を聴くのに支障はないのですが、時間と共にストロボが流れていきますので、位相制御を噛ましたくなります。
うまくロックしないときの、モータドライブアンプ(MD)の波形(80Hz)は正弦波ではなく、ぐにゃりと大きく歪んでいます。33/45rpmより少し早く回転しています。
おもしろいのは、初めに位相0でスタートしておいて、何秒か待ってから位相VR(ケース背面に出してます)を回転させると、Clock check pointにすっと吸い込まれるようにロックします。回転が安定しない過渡期において、位相制御が上乗せされていると、MDの波形が乱れてうまくいかないようです(位相を強くすると、この現象が顕著化する)。
なるほど・・・
数秒待ってから、位相制御掛ければいいのか・・・。
毎回後ろに回って、ボリュームを操作する、って訳にもいかないので、
位相制御VRのところで、リレーを噛ましてディレーを掛ければいいんじゃない?
当方の制御基板(ATmega168)上の、Start/Stopのトグルスイッチに応じて、High(5V)/Low(0V)と変化するポイントがありますので、Timer IC(555)と小さなリレー(2回路1c接点)を使って、位相制御を数秒間遅らせることができました。
の回路図集にある、「555のハイエッジトリガ」を参考にさせていただきました。
マスカットさん、大変ありがとうございます。この場を借りて、お礼申し上げます。
マスカットさん、大変ありがとうございます。この場を借りて、お礼申し上げます。
で、なんとか、安定してロックがかかるようになりました。
ただ、ロックするのに時間がかなりかかります。7-8秒ぐらい ^^;)。
ただ、ロックするのに時間がかなりかかります。7-8秒ぐらい ^^;)。
オリジナルは、起動時間1.2秒(!)らしい。
MDの電源電圧を+/-70Vぐらいにあげてみようか?効果あるかな・・・
レコードをオシロとにらめっこしながら、聴いています。
MDの電源電圧を+/-70Vぐらいにあげてみようか?効果あるかな・・・
レコードをオシロとにらめっこしながら、聴いています。
位相VR 1/3回転ぐらいで、FG check point の波形がわずかに振動していますが、
33rpmからズレません。ピアノの音に耳を澄ませても揺れは感じません。
33rpmからズレません。ピアノの音に耳を澄ませても揺れは感じません。
これでいいのか?・・・
後がごちゃごちゃしているのは、ご容赦。
AT-666の上に乗っているのは、アルミ板の切れ端に罫書いて作った、
オーディオクラフトAC-4000のピュアストレート改のテンプレートです。ターンテーブル中心から
90mmのポイントで、トラッキングエラー0となるようアンダーハングに調整します。
カートリッジはDENON DL-103、まだ電流伝送化はしておりません.
ピュアストレートの効果は、駄耳なので???ですが、ヘッドシェルがぐらぐらしないのは、
見ていて気持ちいいです。
先ずは、完成、か?!
次はなに作ろう・・・
登録:
投稿 (Atom)